傾聴ってなんで必要?
傾聴って何ですか?という質問をよく頂きます。
傾聴を簡単に説明すると、「聞く(音楽を聞く・声を聞く、など)」 「聴く(耳を傾ける・理解しようと進んで聞く)」ということ。
ここでは、『聞く聴くコミュニケーション』と呼んでいます。
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こんにちは。いつもありがとうございます。ルアナ代表の中澤です。
実をいうと、私は話をするのが苦手です。
大勢の人の前だと気後れしてしまうし、初めての方との会話は緊張します。
ですから講座の時は、「何を話したら良いのだろう、うまく話せるかな…?」と、毎回少し緊張していますwww
プライベートでも言葉が足りなくて苦労しています。
何かおかしなことを言って相手に嫌な思いをさせていないかと気になると、相手の気持ちを聞き出すことも出来なくなって、「こう思っているのかな?いや、こっちかな?」
と、憶測で行動してしまい、結局失敗してしまうことも多くあります。
コミュニケーションでは伝えることも大切です。
けれど自分が上手く話すことにばかり気を取られていると、相手を見ることや、思いを汲み取ることが疎かになってしまいがちです。
あなたは、誰かにしっかり話を聴いてもらえた経験はありますか?
聴いてもらっているとき、どんな気持ちでしたか?
何気ない言葉が相手を傷つけてしまったり、誤解を生んでしまったり。
コミュニケーションって難しい。 でも、ここで朗報の講座です。(特に私と同じ話下手さんには。)
『話す』『伝える』よりも、まずは『聴く』ことから始めれば良いと思うと、少し肩の力が抜けませんか?
職場の仲間やお客様、そして最も身近にいるご家族様やパートナー。
そしてもちろん、大切な自分との対話。
話をしてくれない。上手く伝わらない、あの人が何を考えているのか分からない。
だとしたら、『きく』を見直してみませんか?
傾聴は、『相手が言いたいこと』『相手が伝えたいこと』にポイントを置いて、相手を理解しようとすることです。
相手を理解することで、互いの間に信頼関係が築かれます。
それにはちょっとした『コツ』もあります。
傾聴とマッサージの出逢い
『ルアナ1DAYレッスン』は、「マッサージをご家族とのコミュニケーションのきっかけにして欲しい。」という願いからスタートしたレッスンです。
お陰様で開講依頼、日々沢山の方々が来校して下さいました。ご満足の声を頂き、感謝でいっぱいです。
皆さまとお会いする中で、時々思うことがあります。
生徒さんの中には、普段はボランティア活動をされている方や、看護や介護に従事されている方も多くおられます。
皆さん、患者さんや利用者さんと話をするときにマッサージでお相手の気持ちをほぐしたいとおっしゃいます。
だけど、今のレッスン内容では手順を覚えるだけで一杯一杯になってしまい、肝心のお話しが楽しめないのではないだろうか…。
ルアナのマッサージレッスンは、気軽にできるハンドマッサージであっても『しっかりほぐせる』内容になっています。
プロである私たちが考えた内容は、初心者の方がお話をしながら行うには内容が多かったのではないかと気になっていたのです。
そんな時に、「〔ルアナ1DAYレッスンの想いの動画〕を見て共感しました。コラボで傾聴とマッサージをやりませんか。」とお声を頂いたのが、
傾聴のプロフェショナル、『コーチングオフィスルミーノ』田中優美子講師です。
とても嬉しく、もちろん直ぐに「お願いします!」と返事をしました。
『心の栄養ハンドセラピスト講座』では、マッサージも傾聴と一緒に出来るよう、わかりやすい手順となっております。
ハンドマッサージをコミュニケーションのきっかけに
身近な方、(特にご家族)ほど、あらためて話を聴くのも気恥ずかしかったりしますよね。
そんな時にハンドマッサージは、『聞く聴くコミュニケーション』をするきっかけになります。
「マッサージを習ってきたからやらせて。」というところから、少しずつお相手の話に耳を傾ける。
すると、「こんなことがあったんだ。」「そんなふうに思っていたんだ。」と新しい発見があります。
私も実際、母の入院中にマッサージをしながら、母の子供のころの話や、若いころの話。私が幼い時の母の気持ち。
逢いたい人、好きな色、楽しかったこと…。
などを聴いて、母の知らなかった一面に触れることができました。
やはり気恥ずかしさから長年そうした関りが出来ずにいたのですが、今になればもっと早くやっていれば良かった、と思っています。
母との穏やかなコミュニケーションの時間は、私の一生の宝です。
当校の西村講師も、多忙な中、毎週実家に帰る時間をつくり、ご両親にマッサージをされています。
マッサージをきっかけに、大切な人の心に寄り添う聴き方を、あなたも身に付けてみませんか。
腕の疲れをほぐしてあげたい!方は、指圧とオイルマッサージの②パターンが習得できる『ハンドマッサージレッスン』がお勧めです。
手は第二の脳
傾聴をするときに、ハンドマッサージは最適です。
脳の表面の大脳皮質の約3割が手をコントロールしていると言われています。
大脳と身体の繋がりを表すのに有名な、「ペンフィールドの脳の地図」や「ホムンクルス」と言う図や人形があります。その図では、脳みその殆どを口と手が占めています。
手も口も、身体の中では小さい部位なのに脳の大半を占めているって不思議ですよね。それだけ手への刺激は、脳への影響が大きいということです。
また、脳を刺激するのはとても良いことですが、休ませることも大事です。
安心できる相手に手を握られるだけでも副交感神経が活性化するので、気持ちが落ち着き、脳も休まります。
このように、ハンドマッサージで適度に脳を刺激しながら同時にリラックスをうながす ことで、お相手の気持ちがほぐれ、言葉を紡ぎやすくなります。
暖かく耳を傾けましょう。
『心の栄養ハンドマッサージセラピスト講座』は、「傾聴」と「ハンドマッサージ」を習得できます。
『心の栄養ハンドセラピストのディプロマ発行。アロマオイルマッサージオイルプレゼント